｢Octomore /3_152｣

昨日｢あるじの店｣で入荷した、シングルモルトスコッチウイスキーです。
ツイッターでも紹介しましたが、あるじお気に入りという事で、こちらでも紹介させていただきます。
この｢Octomore /3_152｣は、スコットランドのアイラ島にあるブルイックラディ蒸留所が造っているシングルモルトウイスキーで、アイラでも、と言うかウイスキーの中で、最もピーティーなシングルモルトウイスキーです。
で、今までにも｢Octomore｣は何本かリリースされているのですが、ピートの焚き加減を表すフェノール値は　140ppmが最高で、今回の152ppmというはとても　ピートを強く焚きこんだモルトを使っているという事が　分かります。
因みに、アイラでピートを強く焚きこんだモルトを原料にしているので有名なアードベッグやラフロイグでもせいぜい50〜55ppmで、｢アードベッグ・スーパーノヴァ｣でさえ100ppmだから、どれだけ強くピートを焚き込んでいるか分かりますよね。
そしてアイラのピートといえば、スモーキーなだけでなくヨード臭が強いのが特徴なので、正露丸や消毒液のような薬品臭も当然強く感じられます。
とはいえ、昨日飲んだ感想を言うと、まず甘い香りがします。(もちろんヨードや汐の香り、そして個人的にはスモークオイスターの香りも感じました)
で、ストレートだと口に入れた瞬間ピートが爆発するように広がりインパクト強烈でしたが、ほんの少し水を加えただけでクリーミーな口当たりに変わり、思いのほか飲みやすかったです。
また、こんな表現で本当に美味しいの？と思われるかもしれませんが、個人的な感想として言うと、濃いエスプレッソにビターチョコとミルクに塩を加え、そこに正露丸を溶かして入れたような味わいです。(自分で書いていて美味しそうな表現じゃないですね！)
しかし、個人的はなんかこういうの好きなんですよね〜・・・、なので、史上最強のヘヴィリーピーテッドウイスキー｢Octomore /3_152｣を、是非皆さんも飲みに来て下さい。

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