30本が完売したそうです。
先月23日、香港で開催されたBonhamsのオークションに日本のウイスキーも30本出品され、それが全て完売したそうです。
しかも熾烈な競り合いがあったそうで、最高値をつけた「軽井沢1968」(昨年のウイスキーライヴ・タイペイ記念ボトル/写真左)は45,220香港ドル、日本円にして約60万円という高額で競り落とされたそうです。
これはBonhamsの落札想定価格の倍近い額だそうです。
それ以外でも写真にはありませんが、「イチローズモルト」カードシリーズが4本出ていたらしく、こちらはたぶんセットでだと思うのですが22,610香港ドル、約30万円で落札されたそうです。
これは日本のウイスキーの価値が認められるようになってきたんだとオークション主催者のコメントもあり、日本のウイスキーが世界で認められるのは嬉しいのですが、これほど高額な値が付いてしまうと、もうこれは飲む為というよりコレクターズアイテムとして飾られるだけの存在になってしまうんじゃないかと、あるじなんかはちょっと心配になりますね。
なので落札された方には是非飲んでもらいたいと切に願うばかりです。
また出品された「軽井沢」の写真を見ると、蒸溜所で販売されていたヴィンテージボトルが幾つかあるようで、自分が蒸溜所を訪れた時にも居ましたが、閉鎖前の軽井沢蒸溜所を訪れ買占めしていた方が結構居て、そうした方達は結局こうしたオークションで儲ける為に買っていたんだなと思うと悲しくなりました。
ウイスキーは飲む為にあるのです。
造り手の方は俺の造ったウイスキーは美味いだろう!絶対飲んでくれ。と思ってウイスキーに愛情込め造っています。
棚に飾るのは空きボトルでも良い筈です。
そんな訳で皆さんも、買ったウイスキーは飾るのではなく是非飲んでくださいね。
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