あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

Bowmore The Devil’s Casks(ボウモア デヴィルズカスク)は

barvirgo2013-10-04

日本で販売されるのだろうか?
先月発売が発表され、今月から英国では発売になり既に完売状態の「ボウモア デヴィルズカスク」、今月末のハロウィン向けのウイスキーでファーストフィルのシェリー樽で10年熟成させた原酒のみを使いカスクストレングスの56.7%で限定6,000本ボトリングされたそうなのだが、当初あるじはワールドワイドでの販売とは思っていなかったので、ここでも紹介しませんでした。
しかし、日本が含まれているのかどうかは分かりませんが、ワールドワイドで販売されるとの事なので、一応こんなボウモアが今月リリースされていたという事を紹介します。
ボウモアの毎年の限定品というと、ファーストフィルのバーボン樽で10年熟成させた原酒のみをボトリングした「テンペスト」がありますが、この「デヴィルズカスク」も今年度版のような年数表記がなされているので、もしかすると来年以降もリリースされるかもしれませんしね。
で「デヴィルズカスク」、先に書いたとおりファーストフィルのシェリー樽で10年熟成させた原酒をカスクストレングスでボトリングしたボウモアなのですが、このネーミング、これはボウモア蒸溜所があるスコットランドアイラ島ボウモアの街に悪魔が隠れる事が出来ないというラウンドチャーチ(円形教会)があるのですが、昔そこで悪魔が見つかった事があるそうです。
そして街の人々は悪魔を追い払おうとし追いかけると、悪魔はボウモア蒸溜所に逃げ、そして樽に隠れてスコットランドのメインランドに逃げてしまったという伝説から名づけられたのだそうです。
ハロウィンに合わせてるという事ではなんかピッタリのネーミングですよね。
またあるじ的にもバーボン樽熟成とシェリー樽熟成両方を合わせてボトリングされるボウモアはあまり好みではないのですが、シェリー樽熟成しかもファーストフィルのシェリー樽だけで熟成させたボウモアだという事なのでちょっと気になりますし、これからの季節はシェリー樽熟成のウイスキーが合うと思っているので、もし日本でも販売されるのならちょっと1本買ってみたいと思いました。
だって皆さんもこんなボウモア、ちょっと飲んでみたいと思いません?あるじ飲んでみたいんですよね。なのでサントリー頑張れ〜!なんてね・・・

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