あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Haig Club(ヘイグ・クラブ)

barvirgo2014-04-09

というシングルグレーンウイスキーをリリースすると昨日ディアジオ社が発表しました。
そしてそのブランドパートナーの1人にデイヴィット・ベッカム氏が就任するそうです。
因みにこの「ヘイグ・クラブ」はキャメロンブリッジ蒸溜所で蒸溜されたグレーンウイスキーで、3つのタイプの樽(ファーストフィルのバーボン樽、リフィルのバーボン樽、活性樽)で熟成させた原酒を合わせ、アルコール度数40%でボトリングしたウイスキーだそうです。
また年数表記は無く、幅広い熟成年数の原酒で構成されているそうです。
そして発売は英国国内がこの夏ごろからだそうで、その後グローバル展開をしていくそうなので、年内か遅くとも来年には日本でも販売されそうです。
それにしても「ヘイグ」*1というディアジオ社にとっても大事な名前を付け、ブランドパートナーにベッカムを使うという力の入れようは、ディアジオ社が今後はグレーンウイスキーがもっと流行ると思っているからなのか?はたまたモルトウイスキーの不足をグレーンで補おうと考えているからなのか?ちょっと気になるところではあるのですが、あるじはグレーンも決して悪いウイスキーではなく、もっと流行っていいウイスキーだとも思っているので、「ヘイグ・クラブ」の発売はとても楽しみです。
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*1:キャメロンブリッジ蒸溜所の創業家であり、ディアジオ社の前身ディスティラーズ・カンパニー・リミテッド社設立の立役者となった名家