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 スコッツの不満

barvirgo2015-12-30

SWA(Scotch Whisky Association/スコッチウイスキー協会)が今日発表したレポートでは、90%以上のスコットランド人(スコッツ)が現在スコッチウイスキーに課せられている税金に不満を持っているそうです。
そしてそれはその他の英国民を含めても、85%以上の方がスコッツと同じようにおかしいと思っているそうです。
というのも、英国内では今年2%課税額が下がったとはいえ、excise duty and VAT(消費税と付加価値税)を合わせてスコッチウイスキーの価格の76%が税金だからなのです。
3/4以上が税金なんですから、まあ高いですよね〜・・・
これではスコッツが不満に思うのも当然ですし、英国民がウイスキーを飲まなくなっていくのも仕方ないですよね。
またこの税金が乗せられた価格を基に海外でも値付けが行なわれているので、本来であればもう少し海外では、もっと言えば日本では安く販売されても良い筈なのに、安くはならないのです。
って言うか現地の価格に引きずられるようにスコッチウイスキーの価格も上昇していますからね。
まあSWAも英国政府に対し税金が2%下げてくれた事に感謝しつつも、もっと税金に対しては見直しを要請していくようですし、そうしてまた英国内でのウイスキー消費量が増えれば、ウイスキー業界が発展して雇用も増えるし景気も良くなると訴えていくそうです。
で、現地での価格が下がれば、今値上がり傾向にある日本でのスコッチウイスキー価格の上昇も少しは落ち着いて自分たちが手を出せる価格に留まってくれるんじゃないかと思うのです。
あんまりウイスキーの価格が高くなっては日常的に手が出せなくなってしまいますしね。
という訳でスコッツの多くが不満に思っているスコッチウイスキーに対する課税額、下がる事をあるじも期待し、より良いウイスキーライフを送りたいと思っています。

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