あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Ardbeg Kelpie(アードベッグ ケルピー)

barvirgo2017-03-15

スコットランドアイラ島シングルモルトウイスキーアードベッグ、毎年アイラのお祭り(アイラフェスティバル)に設けてあるアードベッグ・デーに合わせリリースされる限定品があります。
その2017年度版が先日発表になりました。
それが表題の「アードベッグ ケルピー」、その名はアイラ島の海岸線から大西洋に生息する伝説のwater demonって言うから「水の悪魔」が由来だそうです。
で今回リリースされるアードベッグ、その特徴は熟成にvirgin Black Sea oak casksとなっていますから黒海楢を使用した新樽を使っている事のようです。
因みにこのブラックシー・オーク、ロシア連邦を構成する共和国の1つアディゲ共和国(Adyghe Republic)で生育していた木を使っているそうです。
確かにアディゲ共和国、黒海の近くです。
そしてこのブラックシー・オーク樽で熟成させた原酒は信じられないほど深いフレーバーが生まれるそうで、今回の「ケルピー」はこのブラックシー・オーク樽熟成原酒を中心にバーボン樽熟成原酒を合わせアードベッグらしさをより強くしたウイスキーに仕上がっているそうです。
まあビル・ラムズデン博士、毎回色々と考えて皆が気になるウイスキーをリリースしてきます。
で、この「アードベッグ ケルピー」、一般販売はアードベッグ・デーが開催される6月3日(土)、但しアードベッグ・エンバシーのショップやバーでは2週間前から発売されるとなっているので、もしかすると日本でもアードベッグ・エンバシーに指定されているバーがあるので、そこで少し早めに飲むことが出来るかもしれません。
またここで発売される「ケルピー」はアルコール度数46%のウイスキーですが、明日16日(木)からコミッティのメンバー向けにアルコール度数51.7%の特別な「ケルピー」が一応オンラインで発売されるそうなんですが、アードベッグは海外配送していないんですよね〜・・・
なので日本に住む自分たちが買えるかどうかは明日アードベッグのサイトに訪れてみないと分かりません・・・
買えるものなら買いたいんですが、まあこればかりは仕方ありませんね。
という訳で、少なくとも6月3日(土)からは飲めるはずの「アードベッグ ケルピー」、あと3ヶ月弱なので楽しみに待ちたいと思います。
にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村