「JURA PROPHECY」 に「BIG PEAT」
という2種類のモルトスコッチウイスキーを入荷しました。
「JURA PROPHECY」の方は、スコットランドはジュラ島唯一のジュラ蒸留所が今年新たにリリースし、今月日本でも発売になったばかりのシングルモルトウイスキーです。
で、どんなものかというと、ピートを焚いた1999年原酒にシェリー樽とリムーザンオーク樽熟成のノンピートの原酒を加えて造られているそうです。
香りは甘く、あまりピートが効いているような感じはしないのですが、口に含むと広がって、甘みもありつつスモーキーさもありの面白い味わいです。
また右上写真の「目」がデザインされたボトルが印象的ですが、これはジュラ島の女性予言者にまつわる逸話に由来しているそうです。
そしてもう1本の「BIG PEAT」は、シングルモルトではなくヴァテッドモルトといって複数の蒸留所の原酒をあわせて造られたモルトウイスキーです。
ブレンデッドウイスキーとの違いは何? と思われる方もいると思うので説明すると、ブレンデッドにはグレーンウイスキーといわれる原酒も使われるのですが、こちらには グレーンウイスキーは使われていないんですね。
で、話を戻しますが、この「BIG PEAT」は、スコットランドはアイラ島の4つの蒸留所(ポートエレン・アードベッグ・ボウモア・カリラ)の原酒を合わせて造られたんだそうです。
また、どんなヴィンテージを使いどんな比率でブレンドされているのかは公表されていないのですが、唯一ポートエレンの1983ヴィンテージを使っている事だけが公表されています。
またラベルのイラストは、ネーミングのBIG PEAT(ふんだんなピート)とBigPete(ピートおじさん)をかけたジョーク交じりの言葉遊びを表現する為、地元アイラ島のおじさんをイメージしたインパクトのあるものにしたんだそうです。
で、こちらは本当にアイラらしいアイラモルトで、自分は口開けを飲んだのですが、ネーミングがピッタリという感じの味わいでした。
また上記の2本は価格もお手頃なので、是非御来店の際には飲んでみて下さい。
にほんブログ村