あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ノーザンハイランド、オークニーそしてスペイサイド −16−

barvirgo2011-11-04

9月21日(水)〜22日(木)、ハイランドパーク蒸留所の見学及びここでは紹介しませんでしたがたっぷり7種類飲ませていただいたテイスティング(ハイランドパーク40年含む)も終え、ホテルまで送って頂いた後は、カークウォールの街を散策しました。

ただ、この日はハイランドパーク蒸留所でだいぶ時間を取られたので、街の散策は翌日(22日)の午前中も行ないました。
そしてこの日は宿泊したホテルではなく外に出て食事をしたのですが、面白いことに偶然ハイランドパーク蒸留所の見学でご一緒したデンマーク人のご夫妻も、同じ店に食事に来ていました。 (因みに偶然とは面白いもので、このご夫妻とはオークニーを離れる時のフェリーでも一緒になりました。)
    Saint Magnus Cathedral(セントマグナス大聖堂)
大聖堂の中、増改築が繰り返されたそうですが、創建当時(12〜13世紀)の部分も一部残っているそうです。
セントマグナス大聖堂のすぐ近くに在るThe Bishop's PalaceとThe Earl's Palace、ともに廃墟ですが、1472年にスコットランド領となった後にオークニーを支配し住民に嫌われていた貴族の館らしいです。
きっと立派な統治者だったら、館も廃墟とはならず、子孫が今でも住んでいたんでしょうね。
で、カークウォールの街を散策した後は、見学出来るかどうか分からなかったのですが、スキャパ蒸留所に向かいました。
というのも、スキャパ蒸留所はビジターセンターも無く見学を受け入れていない蒸留所なのです。
で、サントリーの方にその話は聞いていたのですが、とりあえず行くだけ行ってみれば!とも言われていたので、折角オークニーまで行った訳ですから、本当に行ってみました。
まっ!結果は残念ながら人っ子一人居なかったので、蒸留所回りだけ写真を撮ってきました。
左上:見学出来ない事を告知する看板  中上:入り口近くのウェアハウス  右上:スキャパ蒸留所のプレート、シーバスブロス傘下だと分かります。  左下:スティルハウス   中下:蒸留所脇を流れる小川、たぶんこの川の水で仕込んでいるんでしょうね。  右下:蒸留所前に広がる海
さて、これであるじのオークニーの旅は終わりです。
見学出来る蒸留所はハイランドパーク蒸留所だけでしたが、世界遺産の遺跡あり、スコットランド本土とはまた違った雰囲気も感じられ、とても素敵な島でした。
なので、是非皆さんにも機会があれば行って欲しいと思います。
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