あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 大麦の収穫が

スコットランドでは減ると、今年は予想されているそうです。
というのも、今年は5月から7月にかけて雨が多く、大麦などの作物に病気が出ているからだそうです。
そこで、スコットランドではウイスキーメーカーがスカンジナビアの国々から大麦を仕入れなければならなくなりそうだという事がニュースになっています。
もちろん輸入の大麦を使ってウイスキーを造ったとしても、スコットランド国内で蒸溜・熟成させればスコッチウイスキーと名乗れるし、既に大手ウイスキーメーカーなど輸入した大麦を使っているところもあるのですが、そこはスコッツ(スコットランド人)、結構プライド高く、輸入した大麦なんか使えないと考えているところも多いのです。
実際あるじが訪れた蒸留所でも、スコットランド産の大麦しか使わないと言ってたところは多かったですからね・・・
とはいえ、収穫量が少ないことが予想されるわけだし、それを無理に国産でって拘ると大麦代も高くなってしまうので、このニュースを紹介してくれているブログでも書いていましたが、みんな何年か経ったらそんな事忘れてしまうのだから、今年ぐらい輸入大麦を使ってもいいじゃないかと思います。
っていうか、そんなのはスコッチ(国産)ウイスキーじゃない!なんて言われたら、日本のウイスキーはみんな原料を輸入しているので、国産ウイスキーじゃないって事になってしまいますからね。
但し、もちろんスコットランド産には拘ってほしいって気持ちもあるんですよね〜
まっ!難しい問題だとは思いますが、皆さんはどう思います。輸入原料を使ったらそれは国産じゃないと思いますか?
もし宜しければ皆さんのご意見もお聞かせ下さい。お願いします。
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