あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Muckle Flugga whisky(マックル・フラッガ・ウイスキー)

barvirgo2012-10-05

ちょっと面白いウイスキーがあり、スコットランドの地元紙でも話題になっているウイスキー、それがマックル・フラッガです。
それもそのはず、スコットランド最北の地シェットランド諸島、その最北の地でも最も北にある島Unst(アンスト島)の洞窟で熟成させたというブレンデッドのモルトウイスキーだからです。
そして、そのウイスキーはシェットランド産ではなくスコットランド・メインランドから運ばれた3ヶ所(6ヶ所という説もある)の蒸留所の原酒で、それをブレンドし新しいフレンチオークの樽で熟成させたものなんだそうです。
またシェットランドがとても寒い土地という事もあってか、over wintered(越冬)とラベルにありシェットランドで冬を越して熟成させていることを強調しているウイスキーでもあります。
因みにマックル・フラッガという名前は、シェットランド・アンスト島の北端にある灯台の名前だそうです。
ちょっと面白そうなウイスキーですよね。
しかも本当に面白いなとあるじが思ったのは、現地英国内はもちろんスコットランドでも手に入れ難いとされているこのウイスキーが日本では河内屋さんとかで売っているからなのです。
まぁよくこんなウイスキーを見つけて引っ張って来ますよね。
それで、現地の記事を見るとシェットランドに出来る予定だったブラックウッドのウイスキー蒸留所計画は完全に流れてしまった様なので、シェットランドがらみのウイスキーはこれのみとなるので、興味のある方は買って飲んでみては如何?
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