あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 キルホーマン2006


スコットランドウイスキーの聖地といわれるアイラ島、そこに1881年以来約125年ぶりの2005年12月にオープンしたキルホーマン蒸留所、今までにもニュースピリッツ(3年以下の熟成でウイスキーとは呼べないもの)の販売から3年熟成したウイスキーの販売、ウイスキーの原料となる大麦の栽培からボトリングまで島にこだわった100%アイラのウイスキー販売と色々商品を出して来ましたが、今度は5年熟成の ウイスキーをリリースしました。
2006年蒸留の原酒をファーストフィル*1のバーボン樽で熟成させたものを80%、リフィール*2のバーボン樽で熟成させたものを20%バッティングして、アルコール度数46%でボトリングしたものだそうです。
因みにキルホーマンは今まで3年熟成(+α)の商品を年に4回リリースしてきましたが、蒸留所完成当初から5年物には思い入れがあったらしく、今回の発売に関するコメントでも「キルホーマンにとってやっと辿り着いた一里塚だ(This is another milestone for Kilchoman)」(あるじ的解釈)と言っていますし、実際まだ蒸留所が出来た当初は5年物の予約販売受付用紙を蒸留所で配っていましたからね!
なので、日本での販売はまだこれからですが、あるじ発売されたら買ってしまうと思います。
何しろ出来た当初から知っている蒸留所なので、どうしても応援したくなっちゃうんですよね〜・・・
そんな訳で、皆さんも発売されたら買って下さいとまでは言わないですが、どこかで見かけたらせめて飲んでみてください。
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*1:ウイスキーの熟成の際に、シェリーやバーボンなど他のお酒の熟成に使用していたものを使うのだが、樽は再利用するので、他のお酒の使用後初めてウイスキーを熟成させる時にこう言います

*2:ウイスキーの熟成に使った樽をまた再利用する時にこう言います