スコットランド一の大都市グラスゴー、しかしここグラスゴーには1902年を最後にモルトウイスキー蒸溜所は無くなってしまっていたのです。
まっ、グレーンウイスキーの蒸溜所(ストラスクライド)は今も市内に在り、また近郊にはオーヘントッシャン蒸溜所も在るといえばあるんですがね。
グラスゴー市内でシングルモルトウイスキーの蒸溜所となると・・・、無くなってから100年以上が経過していたわけです。
そしてここ数年のウイスキーブーム、スコットランドでは休止していた蒸溜所の再開や新たな蒸溜所が幾つもオープンするという活況を呈していた中、ついにグラスゴー市内に誕生したGlasgow Distillery Company(グラスゴー・ディスティラリー・カンパニー/GDC)の蒸溜所でもシングルモルトウイスキーの生産が始まったそうです。
生産の責任者は元マッカラン蒸溜所のマネージャー、David Robertson(デヴィッド・ロバートソン)氏、蒸溜された原酒は今のところバーボン樽で最低3年は熟成させるそうです。
因みにGDCは昨年蒸溜所をオープンさせ、先にジンの製造販売を始めているので、本当にウイスキーが出来るまでの3年間はニュースピリッツの販売をしないのかもしれませんね。
まっ、途中経過のニュースピリッツも飲んでみたいですが、シングルモルトウイスキーになるまで待つのも楽しみといえば楽しみですものね。
そしてこのGDCの蒸溜所、グラスゴーの空港の結構近くに在ります。
空港から市内に向かう途中に在るといった感じなので、もしかすると見学に訪れやすい蒸溜所といえるかもしれないので、今後その情報も要チェックの蒸溜所じゃないかと思います。
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