あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 トバモリー蒸溜所2年間の休止!

barvirgo2017-02-04

スコットランドの西海岸に浮かぶマル島、このマル島唯一の蒸溜所がトバモリー蒸溜所です。
スコットランドのその他の蒸溜所同様操業・休止やオーナーチェンジが何度もあった蒸溜所です。
ただバーンスチュアートが親会社になってからは安定した操業を続けていたのですが、今度は世界的なウイスキー需要に現在の蒸溜所設備では供給が追いつかず、今年の3月一杯で一旦休止し2年掛けて蒸溜所をアップグレードするそうです。
操業を続けながら増改築する蒸溜所も多いのですが、確かに操業を続けながら改築するのは難しそうな場所なので仕方ないのかもしれませんが、2年間も休止してしまうと市場のニーズに応える為の改装だとしてもかなりウイスキー原酒のストックは減ってしまうのではないかとちょっと心配になってしまいます。
なんて思いながらも日本にはトバモリーシングルモルトウイスキーを入れる正規代理店は無く、リーファ(定温コンテナ)を使っているのかいないのか分からない並行商品しかないんですがね・・・
なので、あるじ的には日本でオフィシャル(蒸溜所を所有する会社がリリースするボトル)のトバモリートバモリー蒸溜所が造るピーテッドウイスキー、LEDAIG(リーチェック)は買ったり飲んだりはいたしません。
そうそう、それとLEDAIG、レダイグとは読みません、ゲール語なのでリーチェックが近い発音です。
Islayがアイレイではなくアイラと読むように、Glen gariochをグレンガリオッホではなくグレンギリーと読むように、LEDAIGはレダイグではなくリーチェックなのです。
なんてちょっと脱線しましたがトバモリー蒸溜所、とりあえず3月一杯での休止とアップグレードの為の工事に入る発表はありましたがどう変換するかはまだ正式には決まっていないらしく、近いうちに発表するそうなんですが、どんな風に変わるか?楽しみにしたいと思います。
そしてまた行きたいと思っていたトバモリー、蒸溜所が変わるのであればよりまた行きたいという気持ちが強くなったあるじなのでした。
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