牛の餌が足りない！！

なんて事態がスコットランドで起こっているそうです。
ウイスキー需要も高まり、スコットランドの各蒸溜所も生産量を増やしたり、また新しい蒸溜所も誕生し、ウイスキーを造った後に蒸溜所から出るドラフ(麦芽滓)やポットエール(蒸溜残滓)も増えて牛の餌に困る事は無いのかと思いきや・・・
スコットランドでもＣＯ２の排出量削減が各企業に課せられ、ウイスキーを造る蒸溜所でもその取組みを行なっている為、バイオマスエネルギーへの変換や嫌気性消化といわれる蒸溜所から出るドラフやポットエールを減らす技術が導入されはじめているので、牛を飼う各農家に渡る餌が減ってきているのだそうです。
まあ何とも悩ましい問題です。
ＣＯ２削減は地球温暖化で世界的な課題となっていますし、だからといって牛の餌が無ければ畜産農家さんは困ってしまいますものね。
ＣＯ２の排出量は減らし且つ牛の餌にも困らないようにする、どなたか良い知恵をスコットランドに教えてあげて！と願うあるじなのでした。

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