あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

女性向けウイスキーメーキング・インターンシップ

スコットランドに2017年オープンしたNcn’ean Distillery(ノックィーアン蒸溜所)、スコットランド西海岸のかなり田舎にある蒸溜所ではあるんですが、この夏ウイスキー造りに男性も女性も無い、もっと女性に進出してほしい、その為にもウイスキー造りを体験し…

Islay and Jura Distilleries Tour Leaflet(アイラ&ジュラ・ディスティラリー・ツアー・リーフレット) 2019

さて、アイラとジュラの蒸溜所ツアーが各蒸溜所のサイトではなく1つにまとめられたPDF2019年度版がアップされました。 毎年全ての蒸溜所というわけではありませんが見学ツアーの変更があったりしますし、今年はアードナホー蒸溜所のオープンもありました…

Scottish Tourist Maps(スコティッシュ・ツーリストマップ)2019

スコットランド西海岸の港町オーバン、このオーバンの街を拠点とするローカル新聞に「The Oban Times (ジ・オーバンタイムズ)」というのがあるのですが、この「ジ・オーバンタイムズ」、スコットランドの各観光地を紹介する右上の図のようなイラストマップを発行し…

アードナホー蒸溜所の動画

スコットランド・アイラ島に誕生した9番目の蒸溜所、 Ardnahoe(アードナホー)! このアードナホー蒸溜所が先頃ヴィジターセンターのオープンを発表し、一般の人向けのツアーも開始しました。 そして蒸溜所が作った動画ではないのですが、蒸溜所の協力を得て…

BAR Virgo 23周年特別営業!

「あるじの小言」をご覧の皆様、何時も「小言」のご愛読、誠にありがとうございます。 この「小言」を書いているあるじの店、BAR Virgoは来月5月7日(月)をもって23周年を迎えます。 この厳しいご時世、また厳しい赤坂でここまで続けてこられたのも皆様の…

スコットランド最初のライセンスディスティラリー

スコッチウイスキーの蒸溜所で、英国政府公認(licensed whisky distillery)第1号といえばザ・グレンリヴェットというのがこれまでの認識でした。 1824年にライセンスを付与された、それから他の蒸溜所も続くようになったというものです。 とはいえスコッチウ…

東京ウイスキー&スピリッツコンペティションの結果

が発表されました。 東京ウイスキー&スピリッツコンペティションは日本で初めて開催されたウイスキーとスピリッツの品評会で、3/11(月)・12(火)の2日間で延べ180人の審査員がブラインドで1人当たり最大で21種類のウイスキーやスピリッツをテイスティング…

サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」のセミナー

に参加して来ました。 今月16日(火)に新発売になるサントリーの新商品、その名もSUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」、世界の5大ウイスキーといわれるアイリッシュ、スコッチ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズをブレンドしたウイスキーで、これがどんなウ…

BAR Virgo お花見会 2019

さて、あるじの店「BAR Virgo」では毎年お花見会を開催しているのですが、もちろん今年も雨が降らない限り開催します。 日時は今週末の4月7日(日)午前11時半より午後4時頃まで、時間内であればお好きな時間に来て頂いてお好きな時間に帰ってもらっ…

Icons of Whisky 2019

先月末にWWA(ワールドウイスキーアワード)とともに2019のIcons of Whisky(アイコンズ・オブ・ウイスキー)のウィナーも決まり発表されました。 WWAはウイスキーのカテゴリー毎のウィナーを決めるコンペティションですが、アイコンズ・オブ・ウイスキー…

キルケランのセミナー、続き

さて、先日はキルケランの製造工程でスプリングバンク蒸溜所で行なっている部分まで書きましたので、これからはグレンガイル蒸溜所での工程ミリングから書いていきます。 さてミリングは発芽した大麦(モルト)を粉砕する工程ですが、グレンガイルに限らずモル…

「キルケラン」のセミナーに

昨日参加して来ました。 「キルケラン」はスコットランド、キャンベルタウンに2004年オープンした比較的新しいグレンガイル蒸溜所で造られているシングルモルトで、「グレンガイル」の名称が日本でいう登録商標の問題で使えないためキンタイヤ半島・キャンベルタ…

Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.13

が発売されています。 今号の特集は、何といっても「加速する日本のクラフト蒸留所」と題された増えに増えてる日本のクラフト蒸溜所23ヶ所の紹介ですね。 あるじもまだ読んでいませんが、紹介されているそれぞれの蒸溜所がどんなお酒を造りたいのか?飲んでも…

グレンフィディックは

2016年1月以来約3年ぶりのセミナーでした。 あるじもスペイサイドの蒸溜所を全て訪れたわけではないですが、今スペイサイドで一番好きな蒸溜所は何処かと聞かれればグレンフィディックと答えられるぐらい好きな蒸溜所なので、また今まで知らなかった話など…

先週はカバランとフィディック

のセミナーに参加して来ました。 どちらも2~3年ぶりのセミナーでしたが忘れてしまっていた事も多く、それぞれ再確認や改めて感じた事もあり、良い勉強になりました。 そこであるじなりに気がついたことなど簡単に書いてみたいと思います。 まず今日はカバ…

女性もクーパー(樽職人)に!

アルコール飲料最大手、スコッチウイスキー業界でもナンバーワンを誇るディアジオ社、シングルモルトやグレーンのウイスキー蒸溜所はもちろんCambus cooperage(カンバス・クーパレッジという樽工場も持っています。 このクーパレッジに今月2人の女性、Angela…

ゴールデンウィークはガイアフロー

静岡蒸溜所! 昨年末から一般見学が開始されたガイアフロー静岡蒸溜所、ただ現在はまだ平日のみで見学したいと思っていてもなかなか行ける日がないという方も多いのではないかと思います。 そのガイアフロー静岡蒸溜所がゴールデンウィーク限定ではあるそう…

チーフブレンダーと語らうニッカウヰスキーの夕べ

というイベントが、3月19日(火)19時より21時までアサヒグループ本社ビル22Fのバンケットルームで開催されるそうです。 このイベント、余市と宮城峡のキーモルト6種を味わいながらニッカのチーフブレンダー佐久間 正氏やウイスキーアンバサダーの方と一緒…

22 of the best whisky bars in Scotland

という記事がScotsman Food and Drinkというサイトに先週掲載されました。 いわゆるスコットランド現地サイトの「最新お勧めバーガイド・ベスト22」といったものです。 現地サイトの最新お勧めバーで、エジンバラやグラスゴー、そしてスペイサイドやキャンベ…

ダブリン市内に3つ目の蒸溜所

がオープンしました。 2月20日(水)、アイルランドの首都ダブリンのリバティー地区にダブリン市内で3つ目となるウイスキー蒸溜所がオープンしました。 その名もThe Dublin Liberties distillery(ザ・ダブリン・リバティーズ蒸溜所)、既に日本でも「ザ・ダブリ…

冬季のスコットランドはハイランダー・イン

先日秩父ウイスキー祭に行って伺った話で、スコットランドはスペイサイド・クライゲラヒーにあるホテルHighlander Inn(ハイランダー・イン)の宿泊が、11月から2月の4ヶ月はとってもお得に泊まれる事が分かりました。 ハイランダー・インはこの「小言」でも時…

スコッチウイスキーの輸出2018

英国のHMRC(歳入税関庁)が昨年のスコッチウイスキーの輸出について発表しました。 まあ速報値だというので若干のブレはあるんでしょうが、そんなに大きく変動する事もないと思われるので簡単に紹介します。 まず輸出額、£4.697 billionとなっていますから46…

Virgo 本日のウイスキー

あるじの店「BAR Virgo」はどうも最近平和な日が増え、あるじ的には寂しくそして何よりこのままでは厳しいなあと感じております。 そこで、「小言」でも少しはお店の事もこれからはもう少し書いていこうと思います。 で、何を書くか? 店で行なうイベン…

Glengoyne Distillery - Visit Us

グレンゴイン蒸溜所の新しい動画です。

30リットルか190リットル

の樽が選べるシングルモルトスコッチウイスキーが販売されています。 一昨年の9月に操業を始めたばかりのIsle of Raasay Distillery(ラッセイ蒸溜所)、タリスカーで有名なスカイ島の脇に浮かぶ小さな島に出来た蒸溜所ですが、この蒸溜所が2つのサイズ(30リ…

SCOTCH: THE GOLDEN DRAM

というドキュメント映画が3月に英国で公開されます。 スコッチウイスキー業界を取り上げたドキュメンタリー映画だそうです。 あるじが尊敬するジム・マキューワン氏とブルックラディ蒸溜所の話もあるようですし、ダンカン出るはリチャード・パターソン氏出…

バッラにもウイスキー蒸溜所?

さて、久しぶりにウイスキーの話を書いてみます。 「小言」を書いていない間にあるじが気になったウイスキーのニュースは幾つかありますが、その中には徐々にハッキリして来たアイラ島のポートエレン蒸溜所のプランやローランドで復活が待たれるローズバンク蒸…

とりあえずお引越し

はてなダイアリーに記事が書けなくなり「小言」を書くのもそろそろ終了かと思ったんですが、続けて欲しいという嬉しいお言葉を頂いたのでもう少し続けてみる事にしました。 で、引越し先を検討したのですがどこが良いのか正直分からず、とりあえず同じはてなの…

 地域性の違いって

本当にあるのか? という記事が最近のスコッチウイスキー・サイトにありました。 シングルモルトスコッチウイスキーはよく地域で味わいに傾向があると言われているからで、実際に地域性があるのか?という記事でした。 結論から言うと地域なんて関係ないでし…

 「KANOSUKE OWNERS CLUB」

という28リットルのウイスキー樽のカスクオーナーを小正醸造株式会社・嘉之助蒸溜所が今日から募集を始めました。 申し込み費用は着手金と引き渡し金合わせて30万円(税別)、締め切りは今月31日の午後5時で、募集しているカスクオーナーは30樽というのでまあ…